Curvilinear.8
※『季節は変われど…』※
しばし矢野は黙って黙々とゲームに集中した…一体こいつは何を言いたいんだかさっぱりわからなかった…
そして不意にまた喋り出した…
「なぁ草沼」
「何だよ」
「………彼女のいる生活はいいモンだぞ」
「いきなりまた…だから俺は…って矢野…」
「何だよ?」
「その言い方だと…まさかお前も…」
「………慶太郎には言うなよ…話がややこしくなるしな」
「………わかったよ…友也といいお前といい…春だねぇ全く…」
「まだ4月だからな」
「いや…そうじゃなくて…」
「頑張れよお前」
「友也にも言われた…」
「そうか…」
4月か…
まぁいい出会いもあったし悪い出会いもあった…この短い期間で…そして友也と矢野に頑張れと言われ過ぎた俺は…
結局何もせず…進展もなくダラダラと過ごしていった…
そして6月29日…金曜日…朝のHRが終わるや否や…
「お前…何してんだよ」
っと友也と矢野になぜか怒られていた…
「待ってても仕方ねぇだろが…」
「いや…その…俺までほら…彼女作ると慶太郎が…」
「関係ねぇだろ、お前の事なんだぜ?」
「うっ…」
「話とかしてんだろ?告白すりゃぁぜってぇOKもらえるって」
「…わかんねぇよ」
「はぁ…この根性無しが…」
「ヘタレ」
散々言われた…
「うっうるせぇっ!!」
俺は机に覆い被さり目を閉じた…
「草沼?」
「俺は寝る…五時限目が終わったら起こせ」
「…何様だよ全く…勝手にしろ」
っと友也と矢野は自分の席へ戻っていった…
正直昨日徹夜でゲームしてたので滅茶苦茶眠かった…案の定すぐに爆睡…起きる自信は全くない…俺は夢の中へと旅立った…
しばし矢野は黙って黙々とゲームに集中した…一体こいつは何を言いたいんだかさっぱりわからなかった…
そして不意にまた喋り出した…
「なぁ草沼」
「何だよ」
「………彼女のいる生活はいいモンだぞ」
「いきなりまた…だから俺は…って矢野…」
「何だよ?」
「その言い方だと…まさかお前も…」
「………慶太郎には言うなよ…話がややこしくなるしな」
「………わかったよ…友也といいお前といい…春だねぇ全く…」
「まだ4月だからな」
「いや…そうじゃなくて…」
「頑張れよお前」
「友也にも言われた…」
「そうか…」
4月か…
まぁいい出会いもあったし悪い出会いもあった…この短い期間で…そして友也と矢野に頑張れと言われ過ぎた俺は…
結局何もせず…進展もなくダラダラと過ごしていった…
そして6月29日…金曜日…朝のHRが終わるや否や…
「お前…何してんだよ」
っと友也と矢野になぜか怒られていた…
「待ってても仕方ねぇだろが…」
「いや…その…俺までほら…彼女作ると慶太郎が…」
「関係ねぇだろ、お前の事なんだぜ?」
「うっ…」
「話とかしてんだろ?告白すりゃぁぜってぇOKもらえるって」
「…わかんねぇよ」
「はぁ…この根性無しが…」
「ヘタレ」
散々言われた…
「うっうるせぇっ!!」
俺は机に覆い被さり目を閉じた…
「草沼?」
「俺は寝る…五時限目が終わったら起こせ」
「…何様だよ全く…勝手にしろ」
っと友也と矢野は自分の席へ戻っていった…
正直昨日徹夜でゲームしてたので滅茶苦茶眠かった…案の定すぐに爆睡…起きる自信は全くない…俺は夢の中へと旅立った…