Curvilinear.8
サラリと矢野が言った…
「お前よく平然としていられるな…」
「俺だってテンパったさ…いきなり誰もいねーは見えない壁はあるは…」
「…」
「だがな…落ち着かねぇといけねぇんだよ…冷静になって周りを見て…打開策を練る…今はそれしかねぇんだよ草沼」
「…俺はそんなに冷静でいられねぇよ…」
「だが受け入れないといけねぇ…」
「く…」
「お前も『剣道』してるから集中力があるだろ?生かせよそれを…」
「…わかった…ふぅ…」
俺は深呼吸をして精神を研ぎ澄ました…
「………よし」
「早っ」
「うっせぇ…んで…探すんだろ?他に誰かいないか?」
「あぁ」
「あの…先輩はどうします?」
「…」
女先輩はこちらを見ず黙って外を見ていた…
「仕方ねぇ…俺達4人で手分けして探そう…俺と矢野は三階と屋上…慶太郎は草沼と一階と二階をまわってくれ」
「OK」
「一時間後…またここ職員室へ集合…検討を祈る」
「OK」
こうして俺と慶太郎は一階から探し始めた…
「さて…どこから探そうか?」
「なぁ草沼…」
「んだよ慶太郎…」
「俺達…出られるよな?」
「知らんよ…」
「そんなぁ…まさか俺達このまま学校から…」
「んなアホな事があってたまるかよ…それよりも誰かいないか探そう」
「でもよっ!!」
「っ!?シッ…黙ってくれ慶太郎…」
「え…」
微かに誰か…咳をしているのが聞こえた…そして…微かだが声が聞こえた…
「どうしたんだよ草沼…」
「どこだ…明らかに友也と矢野の声じゃない…」
「本当に?」
「あぁ…こっちか?」
俺は走って声のする方に向かった…その先は…
『保健室』
「間違いない…ここから…」
ガラガラ…っと俺は保健室を開けて中に入っていった…
「?」
「岩島さんに…飛田壬ちゃん!!」
「あ…草沼…先輩…」
「君らもまさか見えない壁に阻まれて…?」
「見えない…壁?」
「……どういう…事ですか…?」
「え…知らないのか二人とも…」
「お前よく平然としていられるな…」
「俺だってテンパったさ…いきなり誰もいねーは見えない壁はあるは…」
「…」
「だがな…落ち着かねぇといけねぇんだよ…冷静になって周りを見て…打開策を練る…今はそれしかねぇんだよ草沼」
「…俺はそんなに冷静でいられねぇよ…」
「だが受け入れないといけねぇ…」
「く…」
「お前も『剣道』してるから集中力があるだろ?生かせよそれを…」
「…わかった…ふぅ…」
俺は深呼吸をして精神を研ぎ澄ました…
「………よし」
「早っ」
「うっせぇ…んで…探すんだろ?他に誰かいないか?」
「あぁ」
「あの…先輩はどうします?」
「…」
女先輩はこちらを見ず黙って外を見ていた…
「仕方ねぇ…俺達4人で手分けして探そう…俺と矢野は三階と屋上…慶太郎は草沼と一階と二階をまわってくれ」
「OK」
「一時間後…またここ職員室へ集合…検討を祈る」
「OK」
こうして俺と慶太郎は一階から探し始めた…
「さて…どこから探そうか?」
「なぁ草沼…」
「んだよ慶太郎…」
「俺達…出られるよな?」
「知らんよ…」
「そんなぁ…まさか俺達このまま学校から…」
「んなアホな事があってたまるかよ…それよりも誰かいないか探そう」
「でもよっ!!」
「っ!?シッ…黙ってくれ慶太郎…」
「え…」
微かに誰か…咳をしているのが聞こえた…そして…微かだが声が聞こえた…
「どうしたんだよ草沼…」
「どこだ…明らかに友也と矢野の声じゃない…」
「本当に?」
「あぁ…こっちか?」
俺は走って声のする方に向かった…その先は…
『保健室』
「間違いない…ここから…」
ガラガラ…っと俺は保健室を開けて中に入っていった…
「?」
「岩島さんに…飛田壬ちゃん!!」
「あ…草沼…先輩…」
「君らもまさか見えない壁に阻まれて…?」
「見えない…壁?」
「……どういう…事ですか…?」
「え…知らないのか二人とも…」