家出少女の1週間
そう言ったけいちゃんは凄く冷たくてなんだか涙が出た
「……ぅ~ッ!…~ひっ……」
「泣くなよ」
けいちゃんの声は優しかった。
ペロッと私の涙を舐めてまた首に噛みついた
まだ!?まだやるか!私が泣いてるのに………、
「当分は男になんて会わねぇ~と思え」
「あ~い」
私はわかってなかった。このときのけいちゃんの言葉……………。
男に会わねぇんじゃなくて男に会えねぇんだってこと
「さっさと泣き止め、外食行くぞ」
「待って、支度するから」
「さっさとしろよ」