家出少女の1週間
「眠いー」
「ここで寝んなよ?」
「……んー」
私の意識は遠退く
パコンッ
「寝んなっつってんだよ」
「…痛い」
「寝るならあっち行け」
「うん」
「ジーパンじゃ寝れねーだろ、そこのカゴにスウェットあるから使え」
「ありがとー」
私は着ていたジャンパーとパーカーを脱ぎ始めた
「あずさっ!着替える部屋入ってからにしろ!」
怒られてしまった
「あ~い」
脱いだ服とスウェットを引きずって部屋に入った
のそのそと着替えてフワフワの大きめのベットに倒れた
斜めに大の字で意識もうつらうつらしてきた
「おい、お前風呂……」