ケータイ小説ストーカー
第1章

人気作家


ケータイ小説サイトからメール?
メルマガじゃないみたいだし、一体何だろ?

桐島 花音という作家名で登録し、恋愛小説を中心にケータイ小説を書いていた女子高生の元に、ケータイ小説サイトから1通のメールが届いた。



ケータイ小説文庫の特集担当斎藤と申します。突然の御連絡を御許し下さい。

さて早速ですが、来月の卒業特集に桐島 花音様の「もう二度と会えない」を掲載させて頂こうと思っています。

掲載不可という事であれば、その旨記入して返信して下さい。掲載する事を了解して下さるのならば、作品に対する思いや読者に伝えたい事を200文字程度で記入して返信して下さい。

御手数ですが、よろしくお願いします。


その文面を読み、桐島 花音は満面の笑みを浮かべ、ガッツポーズをした。


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