ケータイ小説ストーカー
一人芝居
ツクシはまず、ケータイ小説文庫内で花音を標的に活動する、才蔵と言う名前の自分自身と対決する事に決めた。
パソコンの電源を入れ、才蔵アカウントでログインし、ツクシの書き込みを待つ。
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ケータイ小説のレビューというものは、誹謗中傷の為にある訳ではなく、その作品を紹介する為にあるのではないですか?
本で言えば、帯に当たる様な物でしょう。批判するならば、感想ノートでするべきでしょう!!
インターネット上で公開し、作家には削除できないという事は、それだけの覚悟をして書かなければならない。
ツクシの言い分は、自分勝手なただの我が儘だ。
しかし、ツクシの理屈を正しいと勘違いしている人は多い。それは、温室育ちのケータイ小説文庫の利用者ならではの事だ。
少し時間を置いて、ツクシのコメントに才蔵名で反論を書き込む。
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