きらきら。
「とりあえず、魁に聞いてみる!
ありがとうね!」
〈うん!
ちゃんと真相教えてよね!〉
「はーい!」
プッと電話を切って魁に電話をかける。
あれから、晴輝さんとは仕事してないよ…?
プッ
〈もしもし?〉
あ、出た!
「もしもし!
光だけど、モデルデビューって何!?」
〈あぁ、説明あるから事務所行くぞ。
今、家に向かってるから。〉
「えぇ!?
う、うん。
待ってるね!」
電話を切ってお洒落な服に着替える。
魁とは、あれからモデルとマネージャーとして普通にいい関係を築いている。
バタバタと下に下りるとお母さんがいた。
「光ッ!
あんた、今テレビに映ってたよ!?
桜-TOP-の専属モデルになったって本当なの!?」
「せっ、専属モデル!?
わかんないんだよぉ!
今から調べに出掛けてくるね!」
「い、行ってらっしゃい!」
興奮気味のお母さんに手を振って家を出ると既に魁が車で待ってくれていた。
お母さんは桜-TOP-大好きだから大興奮だったなぁ…。