きらきら。

「あれが、桜-TOP-に使われた。」

「…え!?」

あの、大人気の桜-TOP-に!?
花乃の話って本当だったの!?

「落ち着いて聞け。
最初の、白いやつあっただろ?
あれの、二人のやつが表紙だ。」

「ひっ…!」

表紙…!?

「ど、どうしてそんな事になってるの!?
私、まだまだそんな…」

私がわたわたと慌てると外から来たぞーっ!と言う声が聞こえた。
…え?


「光、帽子被れ、深くな。
何か聞かれたら宜しくお願いしますって笑っとけ。」

「り、了解!」

もう事務所に着いていたらしく、降りたらたくさんの人に囲まれた。
うそぉ…

「hikariさん、今回の事どう思ってる!?」

「どうしていきなり上がってこれたの!?」

「隠し玉だったって本当ですかー!?」

「うわ、ホントに可愛いね!
今の気持ちは!?」


ひいぃぃぃぃい!

 
 
 

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