きらきら。
「hikari、魁。」
「っ、はい…?」
社長が前のソファーに座り、真剣な表情で私と魁を見る。
「hikariは、これからでかくなる。
色々、嫌な事もあるかもしれないがその分、良い事も必ずある。
自分が良い事をしたらその分、きちんと自分に返ってくる。
絶対に、馬鹿なまねはするな。」
社長の言う【馬鹿なまね】は色々ある。
ストレスから犯罪を犯す事。
人気が落ちで、人気の人を傷付ける事。
自暴自棄になり、自殺してしまう事―…
「目先だけの人気に囚われず、自分を貫き通せ。」
「…はい!」
社長の信頼に応えたい。
魁の自慢になりたい。
晴輝さんの期待に応えたい。
私の夢の―…
きらきらのために、
やれる限りの努力をして、
大きくなってみせる―…!
「さぁ、仕事だ!」