きらきら。
きらきらが好きだって言ってたな。
きらきらって言っても宝石とかのきらきらじゃないみたいで可愛かった。
ぐっすり眠る光ちゃん。
長い睫毛が目に影を作る。
ぱっちり二重の大きな瞳、形の良い鼻、小さな唇、綺麗なパーツの揃った小さな顔。
美人…だけど、可愛いかな?
優しく頬を撫でていたら
「「「「「キャアアアーーー!!」」」」」
ビクッ
「ひゃわあっ!?」
女の子達の黄色い大きなびくっと光ちゃんが飛び起きた。
僕が頬に手を当てていたのに驚いて僕の方を見て目をぱちぱちさせていた。
くすっと笑って手を離すと光ちゃんは僕の肩に頭を乗せていたのがわかったらしく顔を真っ赤にさせて小さな声で「ゴメンなさい…」と言ってきた。
光ちゃんの耳元に口を近付けて囁いた。
“可愛い寝顔が見れたから…許してあげる。”