きらきら。

「あ、現像しに行こうよ光!」

嵐くんと普通に話をしていたら花乃が話し掛けてきた。

「あ、写真?
うん、行こっか!」

パフェも丁度食べ終わった。
花乃が亜綺羅くん達にこの後どうする?と尋ねると一緒に行く、との事。


二人が話している間に居なくなっていた嵐くんが戻ってきて私の荷物を持った。


「へ?」

「行こっか。
多いし持つよ。」

持ってくれたのは…
「あぁ!それはダメ!」

顔を真っ赤にして嵐くんの持ってくれた袋を奪い取る。

「?」

きょとんと見てくる嵐くん。
…持ってくれたのに、理由もなく奪い取られちゃ良い気はしないよね…。


「あ、あのね?
えっと、これは…その…」

顔を真っ赤にして俯いていたら花乃が笑いながら嵐くんに説明してくれた。

「あはは!
それさっき買った下着なんだよ!
光ってば可愛い!」

 
 

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