きらきら。

hikariとは私の読モの時の名前。
大体は本名なんだけど会社の人からの指示でhikari。

「そうだよ。
本名は水野 光!
宜しくね、えっと…花乃ちゃん?」

首を傾げて言うと花乃ちゃんは可愛い〜!っと言いながら私の手を握った。

「花乃で良いよ!
あたしも光って呼ぶから!
よろしく!」

ぶんぶんと手を振る花乃。


「よろしくね!
早速友達が出来て嬉しいな!」

ニコニコ笑いながら手を振っていたら花乃が真顔で見つめてきた。

「な、何…?」

なんとなく怖くなって眉を潜める。
すると花乃は私の肩を持って

「良い!
なんでこんなに……!?
可愛いのに性格も良いとか…
ますます憧れちゃう〜!」

またぶんぶんと腕を振る花乃。

「そそそそ、そんな事ないよぉ…
あ、花乃は友達…だから、モデルとか関係なく…宜しくね?」

おずおずと聞くと花乃は
はぁ?
とでもいいたげな呆れたような顔をした


 
 


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