きらきら。
「…写真、嫌いだった?
花乃も、撮らせないって言ってたんだけど…。」
無理させたかな?と思い見上げたらクスッと笑われた。
「僕は無理なんてしないよ。
嫌だったら嫌だって言ってるから。」
安心して?と微笑む亜綺羅くん。
うん、と笑ったらニコッと笑ってくれた。
「そこ!
イチャイチャしなぁい!」
後ろから花乃に突っ込まれたので慌てて花乃の所まで戻った。
「今まで撮ったのもあるじゃん!
見ても良い?」
「良いよー!私のきらきらメモリアル!」
キャーッと一人で盛り上がる私をよそ目に三人は私が今まで撮った(と言っても短期間の)写真を見ていた。
「わぁ、これは綺麗だね。」
「あ、これ有名なモデルだし!」
「子供の笑顔とか、光ちゃんにはきらきらに見えるんだねぇ。」
夕焼けとか、たまたま会ったモデルさんとか、公園にいた子供とかの写真。
今だけのきらきらを修めたいのだ。
「…あ?」
嵐くんが一つの写真を手にとって声を上げた。
「?」