きらきら。
「嵐っ…!」
亜綺羅くんが眉間に皺を寄せて苦しそうな顔で嵐くんを見る。
「亜綺羅のせいじゃないって。」
嵐くんはぽんっと亜綺羅くんの肩を叩いた。
「実は―…」
嵐くんが話しだした途端
♪〜〜♪〜♪〜〜〜
と私の携帯がなった
「あっ、ゴメンなさい!
ちょっと失礼します…」
謝ったら皆良いよ〜と笑ってくれた。
席を立って少し離れた場所で電話に出る。
ピッ
「もしもし、光です。」
〈あ、光?俺だけどー。〉
「詐欺ですか?」
〈ちげぇよ。魁だけど?〉
「わかってるよー。
どうかした?」
〈仕事だ。〉
「え。」
魁は私のマネージャーさんです。
漫画みたいなホスト風のやり手マネージャー。
「仕事って…今お友達と遊んでるんですけどっ!」
〈知るか。
聞いて驚け。
相手は今を輝く人気モデルだ!〉
「今を…輝く…!?」
〈おう。キラキラだ。〉