きらきら。

「当たり前じゃん!
友達がモデルって言うのは良いけどさぁ…?
それを使ってどうこうとかはないよ?
あ、恋愛については語ろう!」

ぽかん としてしまった。
早口でマシンガントーク…
目が合って二人で目をパチパチさせた。
そして…
ぷっと笑った。

「あはは!
光おもしろい!」

「花乃の方がおもしろいよ!」

二人で笑いあって色んな話をした。
周りも話せるようになっていて賑やかだった。

そんな時に体育会系の先生が叫んだ。


「クラスを発表する!
紙を配るので並べ!」

クラスはプリントで配られるようだ。
私が先生から視線を外し後ろを振り返ると…


「あ、あれ?」

花乃がいなかった。
キョロキョロとしていると息を切らした花乃が走ってきた。


「ぷ、プリント…!
貰ってきたよ!」

先生の方を見るといち早くプリントを!という生徒が群がっていた。

花乃…凄い…!

 
 
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