きらきら。

二人で席に戻ると亜綺羅くんと嵐くんはにこやかに話していた。
…なんだか目の保養になります。


「あ、光ちゃん終わったの?」

私達に気付いた亜綺羅くんが話し掛けてきた。

「うん、ゴメンね!」

両手をあわせて謝って席に着くと花乃が私の肩をバンッと叩いた。

「光、仕事入っちゃったんだ!」

「「仕事?」」

花乃の言葉に二人が声を合わせて首を傾げる。

どうせ売れないモデルですよ…。
イケメン達の顔が何故かぼやけて見えないよ…と1人でいじけていると花乃が豪快に笑う。

「光は読モなの!
女の子には超人気なんだからね!?」

「花乃ぉ…!」

有難う!の意味を込めて手を握ると握り返してくれた。
あぁ、友情だ…!(単純)


「光ちゃんってモデルなんだぁ!
まぁ、そのルックスだったら納得だけどねぇ。」

ニコニコ笑う嵐くん。
お世辞は良いのさ…(拗ね気味)

 
 


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