きらきら。

魁が来るまで皆で仲良く話していたら「光っ」と後ろから抱き付かれた。

この声はお待ちかねの魁。

「超イケメンー!」
と叫んだ花乃は置いといて。


「魁、速かったね。」

「当たり前だろ。
俺だぜ?」

ニッと笑う魁。
流石元人気ホスト…

「あ、この人が私のマネージャーをしてくれてる魁だよ。」

唖然とする目の前の二人に言うと二人はハッとしたように笑った。


「はじめまして、惠亜綺羅です。」

「ども、嵐です。」

「へぇ…類は友を呼ぶんだな。」

顎に手を添えてまじまじと二人を見据える魁。
亜綺羅くんは苦笑いだけど嵐くんは何故かノリノリ。


「ま、ちょっと速く着いちまったんだけどな。
まだ遊びたいんなら外で待ってようか?」

私の頭を撫でながら優しく言ってくれる魁。
こういう優しさがあるからマネージャーとしても成功できるんだろうな、って憧れてたりする。

 
 

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