きらきら。

あの後、魁による私の恥ずかしい自慢話を皆で聞き…仕事の時間になった。

「な、長かった…!」

くたっと机に突っ伏すと嵐くんに頭を撫でられた。

「光ちゃんって凄いんだなぁ!」

「うぅ…ゴメンね皆…」

両手で顔を覆って皆に謝る。
長い間つまらない話を聞かせて申し訳ない…!


「アタシ、もっとhikariのファンになったよ!
裏でそんな事があったのにこの笑顔…!」

両手をあわせてキラキラと話す花乃。
…こういう人がいるから私は頑張れるんだよぉ。

「有難う、花乃…!」

笑いあっていると終始笑顔だった亜綺羅くんが口を開いた。

「光ちゃんってきらきらだね。」

…………

「ぅええっ!?
いやいや、…私がきらきらなんてまだまだ…」

バッと立ち上がって顔を真っ赤にした私を四人は笑った。


「恥ずかしい…」

真っ赤な顔のまましゅん、と座ると魁が頭を叩いてきた。

「そんな顔できらきらと思ってもらえるか?
…ま、それはそれで誘う顔だが」

私の頬に指を滑らせてニッと笑う。

「こらこらこら!」

花乃と嵐くんが声を合わせて突っ込む。
亜綺羅くんは小さくロリコン、と呟いた。

私はいつもの事だから慣れてきたよ。
まあそれでも頬は熱くなるけど…

 
 


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