きらきら。

「今日は宜しくお願いします!」

頭を下げてスタジオに入る
服は読モって感じじゃなくて白いシンプルなワンピースで後ろの腰の部分に大きなリボンで裸足で少し寒い。
メイクはほとんどしなくて髪はウェーブをかけた

晴輝さんも白いTシャツに白いパンツ。…似合うから悔しいよね。

珍しくスタイリストさんがいて驚き半分、嬉しさ半分だった

読モなの?って感じだけど特別に表紙で使いたいから〜…だって。
魁曰く、シンプルな私達が、雑誌の中で色んなメイクと色んな服で変わるのが撮りたいんだろう、とのこと。


「じゃあ始めようか。」

真っ白な背景に真っ白なソファーをぼんと置いたシンプルなセット

晴輝さんはドカッとソファーの右側に偉そうに座った。
私はカメラマンさんの指示通りソファーの左側の後ろに回りソファーに腕を掛ける

初めは笑わずに、だって。

パシャパシャと写真が撮られる。
こういう感じは初めてで少し戸惑っていたら編集さんが手を挙げた

「ストップ。」

 
 

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