私とキミの恋音。


「部屋広い!!」


通された部屋は教室ぐらい広くて両端にベッドが2つ。


しかも右にはお姫様ベッド。


「あっちがお前のベッドな。」


「えっまじ!?
やったぁぁぁあ!!!」


私はすぐにベッドにかけよった。


「このベッド昔から夢だったんだよねー。」


「親父がお前の為に用意したんだよ。」


「島根のお父さん素敵な人ですね~。」


私はベッドに座りながら話す。


「もう、お前の親父でもあるけどな。
てか、島根って呼ぶな。
お前だって島根だぞ。
星って呼べ。」


「あっうん。」


「整理しろよ。」


私は部屋の真ん中の段ボールの山に視線を移した。


「萎える…。」

「あ?」


「星手伝って!!」


「嫌だ。」


「兄妹のなかじゃーん♪」
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