私とキミの恋音。


「星!おわったよ♪」


私はなんとか宿題を終わらせた。


「お疲れ様。
俺は寝ますよ。」


「は?
でかけようよ!」


「あ?
心奈、時計みろ。」


私は時計に視線を移した。


23時…


「星の嘘つき!!」


「お前がずっと宿題やってるから。」


「約束なんて守る気なかったんじゃん!」


「あったから。」


星の態度に腹がたってバカにされたようで悔しくて涙が出た。


「ぅうっ(泣)」


私が泣いてるのに気付いたのか星がこっちに来た。


「なんで泣いてんだよ(汗)」


「うるさいっ。
もう星と口きかないし。大嫌い。」


「泣くなよ。」


「ふぇんー(泣)」


「まじ泣き止めって(汗)」


「ぅう(泣)」


星は困った顔をして


「散歩行くか?」


「いかないよっ(泣)」


するとドアが開いて


「お前らそろそろ寝ろー…心奈!?」


お兄ちゃんはビックリして私の所に来た。

「星に何かされたのか?」


私は何も言わなかった。


実際星は何も悪くない。


けどなぜか悔しくて悲しくて…

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