私とキミの恋音。

家の前には星が自転車にまたがっていた。


「のれっ」


「えっ」


星が荷台を指差す。


「いいよ(汗)
私歩く!」


「お前歩いたらいつまでたっても着かねーよ。」


「おねがいしまーす。」


私は荷台に乗った。


自転車はゆっくり坂道を下っていった。


「星、どこつれてってくれるの?
遊園地?」


「アホかっ!
どっかそこら辺。」


結局着いたのはデパート。


「行くぞ。」


私はちょこまかと星についていく。


「ゲーセンいくぞ。」


星の提案でゲームコーナーに。

「あれやる。」


星は勝手に車のゲームの所にいってしまった。


< 28 / 32 >

この作品をシェア

pagetop