私とキミの恋音。


「まだやるの?」


「あぁ、ワリィ夢中になりすぎた。」


星は立ち上がってその場を離れた。


「星、私プリクラ撮りたい。」


「撮って来ればいいじゃん。」


「一人で撮っても意味ないもん。
星と撮る。」


「俺そういうの苦手だから。」


星はそう言うと逃げようとした。


私は星をつかんで


「撮らなきゃ泣くよ?」


「それだけは勘弁。」


星は渋々了解した。

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