冬がとける日
さぁ窮地に陥った私の自由研究。


このままでは新学期早々先生にどやされる。


なんだかんだ考えた結果、

紙粘土で貯金箱を作ることにした。それはそれは適当に。


こうして私は夏休みという敵を全クリし、真の勇者になったのだ。

しかしハリボテ勇者は出来損ない宿題を理由に先生にどやされることになるのだが、
それはまた別な話なので割愛する。

そして私が、
名前の由来が分かるのはもう少し先のことになる。
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