冬がとける日
正樹は私を家まで送り届けてくれ、

そのまま帰っていった。


あいつと付き合った時間を今まで、後悔したりしてきたが、
やっぱり好きになって良かったんだと思った。


別れてからそう感じられたのは正樹がはじめてだった。
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