pureboy
「だから一ノ瀬に告白しなよ。」



「えぇ~って  えぇ~ 無理無理。」



「もう早く告白しないと誰かにとられちゃうよ」



「一ノ瀬くんはものぢゃないもん」



「そんなこと言ってていいの?」



凛が指をさす方には、

綺麗な子に囲まれている一ノ瀬君。





「うぅ~~」



「ほら、すぐ涙目になる」



「だって~」


「だって~。ぢゃないでしょ。女なら当たって砕けろだよ。」






告白なんて、できるわけないよ。

一ノ瀬君は、スポーツ万能で、頭もよくて、
おまけにかっこいいんだもん。


ちびで、運動音痴の私なんかが
付き合えるわけないよ。(涙)



そう。私は一ノ瀬くんに片思い中なの。


「でもさぁ、一ノ瀬のどこがいいわけ?
 たしかに、まぁまぁかっこいいけど
 無口だし。女に興味ないぢゃん。」




「そんな事ない。」


 

「まぁいいけど。そろそろ帰るよ。」



「うん!!」






















































































































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