大切なもの
「はぁー、
どーすっかなぁあ…」
俺が、そうつぶやいて、ふと、公園の外をみると、、
「怜央…くん。。」
花梨が、いたんだ。
何で、花梨がいるんだ?
これは、俺の都合のいい夢か?
でも、やっぱ、
夢じゃ、ねぇよな・・
俺が、花梨の方へ行こうとしたら、
花梨は咄嗟に走りだしたんだ。
何で、逃げるんだよっ!
「花梨、待って。。」
俺は、すぐに花梨に追いついて、花梨の腕を握った。
無理やり花梨の腕を引っ張って、花梨を俺の方に向けた。
目が合うと、花梨はすぐにそらして、下を向いた。