大切なもの


「……っ、あ…


怜央…く、っん」



最初で、


最後。




俺は、

花梨の心に、体に。


俺との想い出を刻みつけるように、

花梨に、

震える手で、

そっと、そっと、



何度も、

触れたんだ……



「花梨…っ、

好き。好きだ…!」



何度、

花梨が好きだと、



呟いただろう。。



「ぁ…ふぁ、っっ///


私も…好、き…っ」



何度も何度も、

花梨の唇に、

自分の唇を重ねた。





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