大切なもの
一言で言うと、
すっげぇ可愛い。
いつもの制服も、似合ってるけど、
私服は更に可愛い。
なんていうか、
軽い感じ。
あ、男にひょいひょいついてく感じとかじゃなくて、
天使見たいに、フワって飛んでいきそうな感じ。
女の子っぽくて、可愛い。
なんか、可愛いしかでてこないな。
「可愛い。。」
「格好いい。。」
俺と花梨の声が重なった。
可愛いと格好いいって、聞こえたな。
ってことは、
花梨は俺のこと格好いいって言ってくれたってことか!?!?
やべぇ……嬉しいよ。
ただでさえ暑いのに、
俺は顔がほてってくるのがわかった。
暑い。顔から、全身にひろがっていく感じがする。
そんな俺等を見て、
友哉がニヤニヤしていることに気付いた。
が、
俺はあえて何も指摘しなかった。