大切なもの
完璧に仕組まれてる。
………はぐれた。
はぁ。。
あいつらのやること、
本当つまんねぇ冗談みたい。
でも今回だけは、
許すってか、感謝する…??んかな。
「怜央くん…
二人、どこ行っちゃったんだろう。」
花梨も二人を見失ったんだろう。
少し視線を上げて、
俺に訪ねてくる。
でも、俺は首を捻る。
なんか、
情けないな。。
よしッ!!!!!
せっかく仕組んでくれたけど、
ごめん!!!!!!!!!
いまどきは携帯電話って言う、
便利なものがあるんだよ。