大切なもの
「えー…と。。
友哉くん?
朝から腹部にパンチ入れるのはやめてくださいね?
僕、怒っちゃいますよ?」
俺はちょっと意地悪く笑って言った。
怖気づいたか。
友哉はひっっと顔をひきつらせていた。
そういうところが、
お前は女に受けるんだよ。
俺には通用しないけどな?
「ご、ごめん?」
最後の?はなんだよ。
絶対こいつ俺のことバカにしてんだろ。
まぁ、天然とでも言っておくか。
「あ!!それより怜央!!!!」
いきなり友哉が大きな声で叫んだ。
ホント、朝から騒々しい奴だよ。
…ってやべぇ!!!!!
早く用意しないと学校遅れるーー!!!!
担任怖いんだよ。。