大切なもの

「えー…と。。

友哉くん?


朝から腹部にパンチ入れるのはやめてくださいね?

僕、怒っちゃいますよ?」



俺はちょっと意地悪く笑って言った。

怖気づいたか。

友哉はひっっと顔をひきつらせていた。


そういうところが、

お前は女に受けるんだよ。


俺には通用しないけどな?



「ご、ごめん?」


最後の?はなんだよ。


絶対こいつ俺のことバカにしてんだろ。




まぁ、天然とでも言っておくか。



「あ!!それより怜央!!!!」


いきなり友哉が大きな声で叫んだ。

ホント、朝から騒々しい奴だよ。



…ってやべぇ!!!!!

早く用意しないと学校遅れるーー!!!!


担任怖いんだよ。。





< 7 / 138 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop