恋音.

2.梨花side

やばい・・・
ドキドキし過ぎかも・・・
ボールが当たってすごく痛かったけどラッキーかもしれない

「じゃ俺教室に戻りますねー」

もう話せないかもしれない・・・
ど、どうしよっ

なんとか村松綾と繋がりが欲しかった

「あ、あの!!」
「なに?」
「もし良かったら…
メアド交換してください!」

い、言っちゃったよ…


「あぁ 俺でいいなら全然いいよ」

やったー!!

「あ、ありがとうございますっ///」
「そうそう、敬語は無しな あと…綾って呼んでくれればいいから」

そう言って私に笑顔を見せてくれた

ずっと見つめてたあの笑顔を――

「う、うんっ・・・///」
「…はい、これ俺のメアドだから暇な時メールして!」

綾はメアドを書いた紙を私にくれた

「ありがとう!
ばいばいっ」


今日帰ったらすぐメールしよっ…

私の胸には幸せでいっぱいだった
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