恐い‥けど好き..




―――――――‥‥‥




「ったく‥どこ行きやがった!?頼まれてんのによ〜‥逃がしたらヤバイぜ」



『‥‥‥‥ッッ』


「まぁ、明日‥放課後ねらうか。」


――――‥‥



『‥はぁ‥助か‥った』


「なにがぁ?」

『‥ッッ!!』

「こんな所に居たの〜?馬緒ちゃン☆」


『い‥ゃ‥』

「ヤリマンなんでしょ?ヤらせてよ〜♪」

男はアタシに

覆いかぶさり鼻息を荒げる
背筋に悪寒が走り必死に抵抗した

『‥‥嫌ッッ!』

「嫌がられるとヤりたくなるんだよね俺〜」

『触っ‥ないで!』

「だーめ」

服に手をかけられて

汚い手がアタシに触れる。

恐くて、何も抵抗できなくなった




すべてを諦めた瞬間、

声が聞こえた。







「女、襲って楽しいの?」




その瞬間、男は逃げた。

取り残されたアタシは

ただ、今更になって震えていた


「‥‥‥‥大丈夫か‥」

男の人はアタシに近づいた

アタシは力の限り、叫んだ

もう誰も信じられなかった

『嫌ぁああああーー!‥やめて、嫌、嫌‥‥嫌ぁ‥‥‥』



アタシは‥

そこで意識が途絶えた。












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