恐い‥けど好き..





――――――――コーン‥




「ん‥‥‥‥‥」


目を開けると

壁にもたれかかったまま


アタシは眠っていたみたいだった

夢で昔を見たからか、

まだアタシの膝を

枕状態にしている正巳を見て

胸が苦しくなった。




何も言わずに

居なくなったアタシに

どうしてマサだと

自分から言い出したの?



疑問は多かったけれど、

アタシは聞かなかった。

壊したくない、

せっかく‥また会えたんだから





なんて思っていたら

正巳が起きたから、

少ししてからアタシは

正巳とわかれて

教室に向かった。
















―――――――‥ガラ




「あ、おはよー!馬緒!遅刻だよッッ」

「うんサボりー」

「もー!暇だったよ‥」

「ゴメンごめん真香」

「来たから許す☆」

「ありがと」






教室に入ってからは、

真香と会話をしながら

時間は過ぎていって

放課後になった

一夜は教室に居なかった。












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