恐い‥けど好き..
ソファーにゆっくり
押し倒された。
優しいキスは続く、
一夜の腕を掴みながら
一夜のキスを受け入れる。
少し目を開けると
見た事のない一夜がいた
切なそうな顔をした一夜‥
少し、ビックリした。
目を閉じて一夜の顔を
見ないようにした、
首元に一夜が口づけをした‥
その瞬間、悪寒が走った
感じた事のある感覚
身体がわけもなく震えた‥
一夜はアタシに
覆いかぶさったままだったけど
いきなり身体を起こした。
アタシは自分で肩を包み込み
震えを抑えた。
そんなアタシを見て
一夜は口元を手で押さえて
アタシを見ながら、
小さくつぶやいた。
「‥お‥前‥‥やっぱり‥‥あの‥時の‥‥」
その瞬間‥疑問に思い、
震える身体を抑えながら
一夜を見て聞いた。
「‥‥‥ぇ‥?」
一夜はハッとしたように
アタシを目を見開きながら見て
苦しそうな顔をして
部屋を走りぎみに出ていった。
静かな部屋で、
アタシは一夜を
追いかける事ができなかった
《‥あの時って何?》
そんな疑問が邪魔して‥
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