恐い‥けど好き..
向き合う時期




―――――‥‥‥



ずっと無言な一夜、

アタシはソファーに

座っている一夜を

立ちっぱなしで見ている‥

少ししてから一夜が

小さい声で話しかけてくれた。

「こっち‥‥隣‥来いよ」

アタシは戸惑いながら

一夜の隣に座った、

おずおずと、一夜に話しかけた

「‥なんか迷惑かけて‥ごめん」

一夜はアタシと目を合わせずに

話してくれた。

「‥迷惑じゃねーから。」

「あ‥りがと」

「‥なんで‥倒れた?‥」

「‥昔‥‥嫌な事があって‥夢で見ちゃったから‥混乱して‥もう大丈夫だけどね」

少し無理して笑って言った。

一夜はその瞬間、

アタシに向かって頭を下げた。

その行動が理解できなくて

黙っていたら、

一夜は震えた声で話しかけてきた













「悪い‥‥‥俺の‥俺のせいだ。」










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