笑顔
私は号泣しながら純ちゃんの方へ目をやると純ちゃんも号泣していた。

「メッチャ泣いてるやん(笑)」

『かおりこそパンダみたいになってんで(笑)』

こんな会話をしながらお互いにどこのシーンで泣けたか話していた。

すると突然、純ちゃんから質問された。

『もうすぐX'masやけど予定ある?』

「ないよ!午前中はバイトやけど何で?」

『どっか行けへん?
あと何か欲しい物ない?』

「どこ連れてってくれる?(笑)
欲しい物は無いけど…引っ越ししたいかな!(笑)」

『引っ越し!?』

「うん♪
ここは…」

と言いかけたら純ちゃんが話し出した。

『分かってるから。
今から不動産屋行くぞ!』

「今から!?」

『善は急げや(笑)早く化粧直しておいで♪』

私は言われるままに用意をした。
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