笑顔
二人で夕飯の買い出しに行き今度は私の家に帰った。

『明日、俺、有休とったから鍵取りに行こうか!』

「まじで!ありがと!」

夕飯もお風呂も済ませ早めに就寝した。

私はベットの中で今日ミキちゃんに聞いた事を思い出していた。

早く結果出さないとな。

でも気持ちはもう決まっていたのかもしれない。

ただ、一歩踏み出す勇気がなかっただけ。

いつか別れが来るかもしれないという恐怖。

その恐怖が邪魔をしていた。
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