笑顔
私の家に戻り二人でテレビを見ていた。

私は思い付き寝室へ向かった。

私が水商売をして初めての給料で買ったTIFFANYのネックレスとブレスレットを引っ張り出した。

ハートのチャームが付いている可愛いシルバーアクセサリー。

私はチャチャッと磨いて箱に戻し白のりぼんをかけTIFFANYのショップ袋へ入れリビングに戻った。

「はい!ミキちゃん!
お古やけど…どうぞ♪」

《えっ!?
アカンよ!純兄に怒られるし!》

「いいの!貰って!」

《いいの?ありがと♪》

ミキちゃんは目を輝かせて箱を開けて喜んだ。

《めちゃ可愛い!!高いのに…ほんまありがと!》

「お古でごめんな(笑)
かおりが自分で買ったやつやから安心して(笑)」

ミキちゃんは嬉しそうにつけていた。
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