笑顔
『優とミキの布団…別々にした方が良かったかな…』

純ちゃんが真顔で聞いてきた。

「(笑)」

『何で笑うんなよ!
妹やし心配なんや!』

「ごめん(笑)
お父さんみたいやなって思ったからさ。
大丈夫やって。二人とも潰れてるし(笑)」

『それならいーけど…
それに、もぅやってるやろけどな(笑)』

「(笑)かもな!
避妊さえしてたらいいやん!
高校生でも何歳でも好きな人となら。」

『そうやな(笑)』

純ちゃんは笑った。

私達はキスはしたけど肌を重ねた事は無かった。

それだけ大事に思ってくれてたんだね。

あんなに待たせたのに。

ありがと。純一。
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