笑顔

新生活

朝6時アラームが鳴った。

私は2時過ぎに寝たので眠くてたまらなかったが起きた。

『おはよ…何時帰ってきた?』

「おは…よ…12時回ったくらいに終わったよぉ…」

『そうかお疲れ!寝てていいで!』

「いや…ショウ君とコーヒー飲むもん…」

とは言ったものの体がゆうこと聞かずベッドでもがいているとショウ君は青虫みたいと笑いながら私を抱き抱えリビングに運んでくれた。

ソファに座りストーブに手をかざしているとショウ君が言った。

『置いてあったん見た?(笑)』

「見たよ♪ありがと!助かります!」

『俺も男やしな(笑)家賃は?』

「家賃はいらんよ!」

『あかん!』

「でも…」

『ほなら半分な!』

「うん!それならいい!」

私のマンションは家賃89000円。

少し高いが駐車場や管理費などを含めた金額。

私には不必要なバスや駅が近い事もあり高かった。

今日はショウ君がコーヒーを入れてくれた。

ショウ君は膝に私を座らせ食パンを食べていた。

『あ!お前の(笑)頭パンくずだらけ(笑)』

「えぇ!もう!」

ってパンくずをはらいソファから降りようとした。

でもショウ君はガッチリガード。

私は諦めショウ君にくっついた。
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