笑顔
この頃になっても私はキャバクラを辞めずにいた。

理由はNo.1になりたかったから。

No.1になったら辞めるとショウ君を説得した。

いつも惜しいところで負けてしまう。

私は頑張った。

でもその分、出勤も増えた。

ショウ君も出張が増えた。

現場職にも出張はあるし何も気に止めてなかった。

でも、ある日、私の地元の友達から電話があった。
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