笑顔
私の友達はショウ君も知ってる。

同じ学校卒業してるし仲が良かったから。

『もしもーし?元気?』

「久しぶり!元気やで!どーした?」

『あんた、まだショウ君と付き合ってる?』

「え?付き合ってるけど…何で?」

『いや…最近よく見かけるし、実家に帰ってきてるみたいやから喧嘩か別れたかどっちかなと思って…』

「実家に?かおり晩仕事してるから、その間に帰ってるんかな(笑)」

『そうかもな!ごめん!変な事ゆうて!
せやけどショウ君家にダイスケ出入りしてるみたいやから気をつけや。』

「ダイスケ!?最悪…嫌な予感する…
まぁ聞いてみるわ。ありがと。じゃ!」

私は電話を切った。

【ダイスケ】は、ややこしい奴。

何かと警察にお世話になってる奴。

私は嫌な予感を感じながらも仕事へ行った。
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