きまぐれ注意報☆!


「いいよなぁ〜

みんな、ふゆと同じ学校で」

「なんだ咲夜?

お兄ちゃんと一緒がいいのか?」

少し妖艶な笑みで咲夜君の肩を叩いた。


「ばっか!ふゆとっていったじゃん」


かなり慌てて訂正してたけどかなり照れていた。



「…いつもこんな感じなんですか〜?」


暖かい雰囲気がとても居心地良くてあたしはまるで家にいるみたいにくつろいでいた。


「そうだね…兄弟みんな集まるとこんな感じかな?」

うらやましいなぁ…



「でもふゆちゃん家の方が
楽しそうだよね?」


「えっとぉ〜…うち一人っ子ですし。

そんなんでも…ないです。」


あたしは精一杯の笑顔で返した。


パパもママも仕事でいないから、こんな暖かさをあたしは知らない。



「…兄弟…いいなぁ。」


「……ふゆちゃん。

俺らってね…」



ガチャリ


「あーさっぱりした!

わりぃミケ!飯くれる?

めっちゃ腹減ったわ。」
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