きまぐれ注意報☆!


まだふぐみたいに
膨れたまんま―…


「ぷっ…くすくす…


えいっ!。」


ボフッ


「あ〜!ふゆったら

何してんだよ―!。」



右ほっぺに指を近づけ、あたしは咲夜君を刺した。


「…咲夜君かわいい、かわいい。」

少し高い位置にある頭をなでなでする


…弟がいたらこんな感じなのかな?



「ふゆちゃん…

俺にもなんかご褒美くれる?。」


「へっ…?」


響さんの口から驚きの言葉が聞こえ、あたしは響さんの方に向き直った。



けど響さんは至ってさっきと変わらず笑顔だった。



……ドキ。


「…俺、オムライスの絵当てたでしょ?

だから……ダメ?」
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