妄想日記
キーンコーンカーンコーン
「じゃあ、何作るか考えときねの」
「う、うん…」
――――――――何ってなにかな・・
…やばい、手震える。
緊張してきた。
…やばい、
やばい。
ただでさえ、不安で押しつぶされそうなのに、
心臓もたないょ…。
ブブブ
びくっ!!!
「え、何?メール?」
―――高野浩
ガタガタっ!
「!!!!!????」
「どーした、沢城」
「いっ、いえ!!なんでもないです!!!!!」
ドクドクっ
え、え、え、
ドクドクっ、
!心臓止まれ!!<いや、止まられても困るんだけどね
「て、お前、何手にしてる!」
「え!?」
「携帯じゃないか!!」
「へ? あっ!」
「授業中にこんなもんいじって!
そもそも学校に持ってくるじたい校則で禁止されてるんだぞ!分かってるんか!?」
「……すみません。」
「とにかくこれは没収だ。
いいな!!?」
「え!!」
「当たり前だ!一週間預かる!来週までしっかり頭を冷やせ!」
「……はぃ」
「まったく…来週はテストなんだからしっかり勉強しろよ、
今日から部活動も中止なんだし」
「はぁ…」
あたしは帰宅部だから別に関係ないんだけどね…
「じゃあ、授業を続ける。」
―――――――はぁ…
どこまでついてないんだあたし…。
ってか、浩くん一体なんだったんだろう・・
あっちからメールなんてめずらしいのに…
先生のバカ!!!!><