キセキ
次の日の学校。
蓮くんと目があったりするとドキドキしてなんか可笑しかった。
--私は耀平くんが好き。
自分に言い聞かせた。
「美輝さんっ」
すると蓮くんが話しかけてきた。
私はびっくりして。
「はっはい!」
って挙動不審になっていて自分でも恥ずかしかった。
「あとで話しあるんだけど、大丈夫?」
「うっうん。」
「じゃあ、放課後待ってって。」
その言葉を残してどこかにいった。
--かっこいいーっ。
ぼーっとしてると後ろから声がした。
「何イチャついてんの~」
この声は都だっ!
都は変態!
胸とか触ってくるし。
「イチャついてなんかないよ」
「イチャついてました~モテる女は辛いね~」
ってからかってきた。