素直になれなくてごめんね
出会い
私は今は高校２年生。名前は美咲。

忘れられない出会いは小学校３年生の夏休み明けだった。
北海道だからか・・・暑くもなく寒くもなくちょうどいい気温で晴れた日だった。

私は父の再婚で転校した。
初めて学校に行く日、新しい母の車に乗って、不安と緊張でうまく成立しない会話を新しい妹と続けてた。

担任は男で坂本先生という人だった。

どきどきしながら先生の後にくっついてしーんとした廊下を歩いていった。
教室の前まで行くと生徒たちが少し騒いでいるようだった。
先生は、教室のドアを開けて

先生「ほら！座れ！！朝の会始めるぞー」

といって教室に入った。私も後に続いて教室に入った。

教室はもっと騒がしくなり「だれ？？転校生？」とみんな騒いでる。
先生は生徒を静かにさせ軽く私を紹介した。

先生「名前は安部美咲さんです。両親の都合で転校してきました。みんな！仲良くしてあげてください！」
私「安部美咲です。よろしくお願いします。」

私も軽く挨拶して先生の指示通り空いた席に座った。
普通に授業が始まって休み時間になった。女子生徒は私のところに来てたくさん質問をして私もそれに答えていた。

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表紙・目次

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