けいの消えない記憶
だんだんと息ぐるしくなり


少し意識がなくなりかけた


その時にすぱっと
手を離した


僕の体は床に
転げおちる


服はびしょびしょになり


また一言つぶやく


二人ともそこで正座しとけ


といい


お風呂場の電気を消される


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