応援歌

はじまり

１

“大好きだ”と
そう言えたらよかった

あの日出会えた奇跡
そこから物語は始まる

残された僅かな時間を
生きる君

私も共に生きたいと
初めて思えた時だった

1人でも真っ直ぐに
しっかりと前をみる

その凛とした姿は
今でも瞼を閉じれば
浮かんでくる

明日など来なければいい

ずっとこの時のなかを
2人で歩もう

未来などいらない
今さえあれば

突然のタイムリミット

夢物語は終わった

私の隣に君はいない

どんなに願い,叫んでも
見つからなかった君

失うことが怖くて最後まで
言えなかった“大好きだ”

君のいない世界にむかって叫び続ける慟哭

“大好きだ”

“大好きだ”

“大好きだ”

この声が届けばいいのに

諦めはしない

だけどそれは現実だ

その凛とした姿は
今でも瞼を閉じれば
浮かんでくる

君のいない世界で

私,凛と生きてみせるわ

前を見つめて真っ直ぐに

そしたらご褒美に
最期の瞬間に迎えに来て

今度は君の目に私の
姿映して

2人で言おう

“大好きだ”

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